平成30年度 事業計画

 わが国の経済状況は、緩やかな回復基調の中にあり、株価の上昇等明るい兆しが見られます。為替に関しては、一時の円安から円高傾向になり、さらに原油価格については産油国による協調減産により現在はやや上昇しています。ただし現状は、政権与党の支持率低下が見られ、日本の経済は先行き不透明感が漂っており不安定要素を抱えております。

 自動車は、国民生活を豊かにし、経済を発展させるうえで必要不可欠なものとなっています。このような自動車のメリットを最大限享受するためには、安全性の向上、環境問題や地球温暖化問題への対応といった課題に、しっかりと取り組んでいくことが、今後も不可欠です。
 安全サポート車の普及啓発が進む状況で、急速に進展する自動車技術に対応できる整備技術力の向上を図るとともに、少子高齢化が進行するなか、整備士の養成や人材確保など多くの課題に直面しております。今後もこれらへの取り組みが求められています。

 自動車の安全な走行を支える整備士や整備要員のモチベーションを維持するには、現在整備業に従事する整備士や整備要員について、可能な範囲で待遇改善を図ることや、業界全体で将来へのビジョンを明確にして、利益の確保ができるビジネスモデルを確立することで、将来において期待が持てる業界とすることが望まれます。
 さらに天草においては、景況感が出るには時間を要します。長期的な人口減少と高齢化により、自動車関連事業にとって厳しい経営状況が続くと思われます。

 このような状況下、当会においての登録手続き処理件数は前年並みで推移し、大型ダンプカーの自重計測定は増加傾向となり、地域の利用者利便が図られました。
 しかし、出張検査実績、継続検査の指定整備処理件数は僅かながら減少傾向にあります。
 天草地域では、熊本市から遠隔地であるがゆえ地域間格差が生じており、自動車は住民の足として、産業・経済と社会生活基盤に代替性のない貴重な役割を有しております。

 当会は、地域の自動車使用者・所有者および自動車関連事業者の利便性を向上することにより、天草島民にとって、かけがえのない健全な車社会を支えるとともに、天草地域の発展に寄与する目的を有しており、将来にわたりこの公益目的を達成できるよう努めていく使命があります。

 以下の事業計画に基づき、業務の効率化を図りながら実績の向上に努めてまいります。
 引続き、皆様のご理解とご協力、ご指導とご鞭撻を切にお願い申し上げます。