平成29年度 事業計画

 平成29年度における自動車を取り巻く環境では、昨年4月に発生した熊本地震からの復旧と振興対策に加え少子高齢化、低炭素化社会等から、変革の時期を迎えております。
 自動車業界関係では国民の安全と安心を守るとともに、環境と調和のとれた「くるま社会」を実現するという根本に立ち返り、自動車技術行政施策の推進に努めていく必要があります。
 当会としても関係団体と共に安全な道路交通を進めるため、引き続き車両の安全対策など各種施策に対する協力態勢を継続していきたいと考えます。

 昨年から、整備業界における人材不足が大きな問題となっています。少子高齢化や若年層のくるま離れなど、様々の要因が挙げられていますが、若年層が「整備業界に魅力を感じていない」ことも指摘されています。ハイブリット車や燃料電池車などに代表される次世代車の台頭により、整備の仕事そのものが先細りしていくのではといった漠然とした不安もあるようです。

 自動車の安全な走行を支える整備士や整備要員のモチベーションを維持するには、現在整備業に従事する整備士や整備要員について、可能な範囲で待遇改善を図ることや、業界全体で将来へのビジョンを明確にして、利益の確保ができるビジネスモデルを確立することで、将来において期待が持てる業界とすることが望まれます。
 さらに天草においては、景況感が出るには時間を要し、長期的な人口減少と高齢化により、自動車関連事業にとって厳しい経営状況が続くと思われます。

 このような状況下、当会においてのは登録手続き処理件数は前年並みで推移し、継続検査の指定整備処理件数は増加傾向となり、地域の利用者利便が図られました。
 しかし、出張検査実績、ダンプカーの自重計測定実績は僅かながら減少傾向にあります。
 天草地域では、熊本市から遠隔地であるがゆえ、地域間格差が生じており自動車は住民の足として、産業・経済と社会生活基盤に代替性のない貴重な役割を有しております。

 当会は、自動車使用者・所有者および自動車関連事業者の利便性を向上することにより、天草島民にとってかけがえのない健全な車社会を支え、天草地域の発展に寄与する目的を有しており、将来にわたりこの公益目的を達成できるよう努めていく使命があります。

 以下の事業計画に基づき、業務の効率化を図りながら実績の向上に努めてまいります。
 引続き、皆様のご協力、ご指導とご鞭撻を切にお願い申し上げます。